











特徴
ガードレール基礎一体型プレキャストL型擁壁
従来のL型擁壁とガードレール基礎を一体化することにより、大幅なコスト削減と工期の短縮を可能としました。
裏込め土が粘性土(φ=25°γs=18kN/m3)にも対応した粘性土用や、カーブ対応タイプも用意していますので、現場に合わせた施工ができます。
縦断勾配は15 %まで設置可能です。
B種、C種の防護柵に対応
道路の区分 | 設計速度 | 一般区分 | 適用区分 |
高速自動車道 | 80km/h以上 | A種 | × |
自動車専用道路 | 60km/h以上 | A種 | × |
その他の道路 | 60km/h以上 | B種 | 〇 |
50km/h以上 | C種 | 〇 |
カーブ用製品もご用意
かかと版を小さくしたカーブ製品の仕様で美しいカーブを簡単に創出します。
■外カーブ
設計条件
粘性土にも対応します。
土質・地盤条件
土質 | 礫質土 | 砂質土 | 粘性土 |
土の体積質量γs | 20kN/m³ | 19kN/m³ | 18kN/m³ |
せん断抵抗角φ | 35° | 30° | 25° |
擁壁底版と支持地盤との間の摩擦係数 | μ=0.6 | μ=0.6 | μ=0.6 |
重化条件
実物構造実験による安全性の確認
宮崎大学工学部土木環境工学科と共同で実際の製品を用いた実物構造実験を行い、衝突荷重に対する安全性の確認を行っています。
衝突荷重載荷状況
『道路土工擁壁工指針』に示してある防護柵の衝突荷重30kN(B・C種)に対して、ガードクリフ部材の強度の安全性を確認しています。
■要領:
ガードクリフのH-1750(L=2.0m)3本を連結し中央の製品にガードレール支柱を設置する。支柱に水平に30kNの荷重を作用させ、たわみ量、荷重の分布状態などを測定。
■衝突荷重載荷状況