ブロック積み擁壁などの構造物の両端が侵食され破壊されるのを防護するために、コンクリートや矢板、杭などで横断方向に仕切った構造物のことです。
現状では、現場打ちコンクリートで構築することが多いのですが、型枠や支保工の関係で、ブロック積みより先に施工されます。
しかし、幅30cmの小口止めは擁壁高さが高くなるほど不安定で、作業上安全とは言えません。
また、小口止めコンクリートの養生が完了し型枠を脱型するまでは、小口止め部近傍のブロック積みができないという工程的な制約もあります。
そこで開発されたのが「小口止用サイドブロック」です。
法長の異なる3種類の形状を用意しているため、張ブロックの目地と帯ブロックの目地のズレが比較的気になりにくい景観になります。
また、めくれ現象を防止することができます。