道路拡幅工法 ワイドウォール工法
道路拡幅を検討する際、こんなことでお悩みになったこともあるのではないでしょうか?
- 地山まで距離があり、擁壁高が高くなってしまう。
- 待避所を設けたいが全面的な改良工事は費用が高くなってしまう。
- 擁壁高が高く地震時の検討を行ったら、必要な擁壁控え厚が大きくなってしまった。
- 擁壁の一部が隣地境界と干渉してしまう。
これらのお悩みを解決するのがワイドウォール工法での道路拡幅です!
経済的・施工性に優れた道路拡幅工法

ワイドウォール工法は、ブロックの積み上げと同時に完成する道路拡幅システムで、大型ブロック上部を台形状ブロックにすることで道路拡幅を行う工法です。
従来の大型積みブロックの施工と同様に、ブロックを積み上げるだけで道路拡幅ができ、経済的・施工性に優れた道路拡幅が可能となります。
擁壁高を低く抑えた 低コスト型
ブロック上部が台形形状に広がるため擁壁直高を抑えることができます。このため、擁壁控えが小さくなり、経済性・施工性の向上に貢献します。

必要用地の削減・現道を確保した拡幅も可能
必要拡幅幅に対し、擁壁高が小さくなるため、土工量を大幅に削減可能となり、工期短縮・全体工事費を縮小することができます。
また、必要用地も小さくなるため、周辺環境への影響を最小限に抑えることができ、現道を確保した拡幅にも最適です。
第11回国土技術開発賞「地域貢献技術賞」を受賞しました!

国土交通省発注の物件でも採用実績がございます。
上記写真:国土交通省発注 広島県内で採用
「国土技術開発賞」とは、建設分野の優れた新技術とその開発者を表彰し、技術水準の向上と研究開発意欲の促進を目的とした賞です。
その中で「地域貢献技術賞」は、独自の建設技術の活用・応用を通じて、地域の課題解決に貢献した技術を対象に表彰するものです。
製品ページはこちら:ワイドウォール工法
ネクストーン1.0
1割勾配の護岸整備を行う際、こんなことでお悩みになったこともあるのではないでしょうか?
- 護岸ブロックが後ろに倒れてしまい危険
- 胴込めコンクリートを打設した時、抜き型枠が抜きづらい
これらのお悩みを解決するのがネクストーン1.0です!
ネクストーン1.0は製品の勾配が1:0になっている1割勾配専用ブロックです。
自立式だから安全かつ簡単に設置
従来のブロックは、1割の勾配積ではブロックが後ろに倒れてきてしまうため、サポート材を設置する必要がありました。
ネクストーン1.0 は、1 割勾配に対し水平積で自立するため、サポート材が不要。安全かつ簡単に設置することが可能です。
抜き型枠不要で施工性に優れます
法面勾配が1割の場合、胴込めコンクリートが打設しづらく背面型枠も抜きづらくなってしまいます。
ネクストーン1.0は背面板が一体なので抜き型枠が必要ありません。また、ブロックサイズも1.0m2/1個と大型なため、施工性に優れます。
専用小口止めブロックブロックもあります
専用の小口止めブロックを併用することで更に施工性UP!
製品ページはこちら:ネクストーン1.0
マルチU UDスリット蓋+防草歩車道ブロック
マルチUUDスリットと防草歩車道ブロックで快適な街路空間を創出します!
Point1:防草歩車道ブロック
防草歩車道ブロックは植物の性質を利用し、雑草の成長を抑えるブロックです。歩車道ブロックに特殊な切欠けがついており、、切欠きの形状により雑草が成長しようとしても「屈性(=重力や光に対して成長すること)」とは逆向きに根や茎を向けさせることで、雑草の成長が止まる構造になっています。
施工後7年経過した時点の写真です。
通常ブロックと比べしっかりと防草効果が出ていることが確認できます。
Point2:マルチU UDスリット
マルチU UDスリットは側溝蓋の上に歩車道ブロックと舗装を乗せることで、天端露出を12cmにし景観性・機能性に優れた街路側溝です。
自転車道に最適です
従来の街路側溝は6%勾配のため、段差や滑りが発生する恐れがありました。UDスリット蓋は、天端露出が少なく平坦部が広いため、安心・安全な自転車道に貢献します。
集水による快適な街路
連続スリットによる優れた集水能力が水溜まりの発生を抑制します。歩行者への水跳ねを抑え、快適な街路づくりに貢献します。
マルチU UDスリット蓋と防草ブロックを組み合わせることで
- 側溝の存在感がなく雑草に悩まされない、美しい街路を作ることができます。
- 雑草の成長が抑制されることで視認性が高まり、安全性の向上につながります。
- 集水性に優れる側溝を使用することで道路利用者が安全かつ快適に通行できます。
製品ページはこちら:マルチU 縦断タイプ ・ 防草ブロック