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省人力化貢献! 製品特集

目次

 

建設業の人手不足と省人力化の必要性

建設業において、若手の人手不足と合わせて従事者全体の高齢化が進んでいることが大きな問題となっています。

国土交通省の令和5年の発表資料によると、建設業では就業者のうち3割以上が55歳以上、29歳以下が1割程度であり、全産業と比較しても高齢化が著しいことが分かります。

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     ※出典:国土交通省「第25回基本問題小委員会 配付資料1建設業を巡る現状と課題(p3)」より高見澤が編集
      https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/tochi_fudousan_kensetsugyo13_sg_000001_00010.html

 

このような状況の中、省人力化(しょじんりょくか=業務の効率化を行い人手を減らすこと)を進めることで、次の効果が期待できます。

  • 高齢化・人手不足の中でも業務を効率的に行える
  • 人的負担を軽減、時間外労働の削減により若手人材の確保につなげる

 

このように、高齢化による人手不足と若手人材の確保難という二重の課題に対して、省人力化は持続可能な建設業の実現に不可欠な戦略であると言えるでしょう。このページでは高見澤のプレキャストコンクリートの中から特に省人力化に貢献できる製品をご紹介します!

大型張りブロック ロックルⅡ

胴込めコンクリートが不要な張りブロック

ブロック自体の控え厚が350mm あるため、胴込めコンクリートを必要としない張りブロックです。

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水利特性値証明書を取得

水理特性値を取得しているため流速に対する検討が可能です。粘り強い河川護岸作りに貢献します。

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間知ブロック張り(従来) → 大型張りブロック『ロックルⅡ』

従来は工法である間知ブロックでは、ブロックが小型のため、作業員が手作業で施工しており人的負担が大きくなっておりました。
工期の長期化やブロック工不足、緩勾配施工時には胴込めコンクリートの打設が困難といった問題を、ロックルⅡが解決します。

  間知張りブロック(従来品)

ロックルⅡ

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形状  B400×H250

B1000×H1000

必要個数

(100m²当たり)

 1000個程度  100個程度
日当たり施工量  41㎡/日 92㎡/日

特長

・緩勾配での胴込めコンクリート打設が困難

・作業員による手作業

胴込めコンクリート不要

・機械施工可能

・ブロック工不足解消

・大幅な工期短縮

工程-54% 短縮! 省人力化に貢献します 

胴込めコンクリートの打設が必要なく、製品が1.0m2/ 個と大型であるため、機械施工が可能で省人力化に貢献。工程を-54%と大幅に短縮可能です。
また、緩勾配施工時に胴込めコンクリートが入りにくい問題もロックルⅡなら解決でき、充填不足など施工不良の恐れもありません。

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製品ページはこちら:ロックルⅡ

 

組立重力式ブロック ガーディアンⅡ

ガーディアンⅡは前面、背面パネルを鋼材でつなげた組立重力式ブロックです。

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鋼材の長さを調整することで「控え長」を設定可能となるため、経済的な断面が選択できます。
また、組立式なので大型重機の進入が難しい現場においても現場で組み立てることができ厳しい現場条件にも対応可能です。

型枠が不要!施工性に優れます

製品設置後、胴込めコンクリートを打設するだけなので型枠工を必要としません。また、自立する製品形状でジョイントピンを採用し、安全・迅速な積上げ作業が可能です。従来施工(現場打重力式擁壁)と比較し工程46%削減することが可能です。

  現場打重力式擁壁

ガーディアンⅡ

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60m3当たり

必要施工日数

13

7※ 工程  -46

特長

・手間と時間がかかる型枠作業
・熟練の職人不足
・型枠焼却・養生などの経費負担

型枠製作・解体作業が不要

・工期短縮、人的負担軽減

・型枠焼却が不要で建設廃棄物の削減に貢献

  ※NETIS登録情報より:NETIS登録:SK-210001-A

 

軽量化したブロック

従来の大型ブロックと比較しても軽量化されているため小型重機で施工が可能。山間部など大型重機の進入が難しい狭い現場条件でも活躍します。

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製品ページはこちら:ガーディアンⅡ

 

根固めブロック cv護

cv 護はプレキャストコンクリート製品を残存型枠として現地に設置し、現地にて中詰めコンクリートを打設することにより、護床・根固めブロックを形作るハーフプレキャスト工法の製品です。

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ハーフプレキャストによる工期短縮

従来の現場打ち根固めブロックと比較して、プレキャストコンクリート製品を残存型枠として現地に設置し、コンクリートを打設することで施工期間を大幅に短縮することができ、経済性向上にもつながります。

  現場打ち護床・根固めブロック(従来工法)    

ハーフプレキャスト製品『cv護』

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特長

・広いヤードが長期間必要
・養生に時間がかかる
・寒い中での型枠清掃作業が過酷
(護床工事は水の少ない冬に多い)

・川の中に配置するので広い製作ヤードが不要
・大幅な工期短縮
・型枠作業が発生しない

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狭い現場でも活躍

ブロックが分割式なので、大型重機を必要としません。狭小な山間部や、揚程確保が難しい橋梁下などでも活躍します。

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2種類の施工方法

河床に設置した製品内にコンクリートを打設する標準施工と河川内での打設が困難な場合のヤード製作施工の両方に対応可能です。

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0.5t~4tまでご用意

0.5t、1t、2t、3t、4t用の規格がございます。

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製品ページはこちら:cv護

比較表無料作成サービス

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この記事を書いた人
広報担当

高見澤インフラセグメントの広報を担当しています。製品紹介やトレンドの話題を分かりやすくお伝えできるように頑張ります。

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