令和8年度信州橋梁メンテナンス支援協議会現場研修会
2026年10月7日(水)、長野県中野市を流れる夜間瀬川に架かる「平成橋」にて、橋梁補修工事の現場研修会が開催されました。
本研修会は、橋梁の維持管理に関わる技術者の技術力向上と交流を目的に、実際の橋梁補修工事の現場を訪れ、施工の様子や補修技術について学ぶものです。普段の業務ではなかなか見ることのできない施工現場を間近で見学し、現場での工夫や技術者の知見に触れることで、橋梁メンテナンスに関する理解を深める機会となっています。見学者は長野県各市町村の職員、高校生、大学生、大学教授、建設業に従事する方などに参加していただきました。
今回は、当社の工事部門が補修工事を請け負っている平成橋を研修現場として、工事の概要や採用している工法について説明を行いました。
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研修会の様子(2026年10月7日)
まずは、現場代理人による挨拶から始まりました。本日の研修の趣旨や安全面での留意点について説明会を行いました。その後、橋梁および工事概要の説明に移り、今回の補修工事の目的や構造の特徴、施工範囲について、資料を交えながら説明しました。

まず初めに斜材ケーブルの補修箇所の見学です。ポリエチレン保護管、PCグラウトを再設置した実際の箇所を間近で確認しながら説明を行いました。

続いて主塔の補修について説明しました。
主塔部では、コンクリートの浮きや剥離、ひび割れが確認され、低圧注入によるひび割れ注入工法、剥落防止工を施工した箇所を確認しながら説明を行いました。


最後に歩道、車道部の床版についての説明がありました。

研修会の様子(10月14日・22日)
10月14日(水)

10月22日(木)

平成橋について
平成橋は、長野県中野市を流れる夜間瀬川に架かる橋で、1994年(平成6年)に完成しました。橋の長さは152m、幅は10.75m、橋を支える主塔の高さは約40mあります。
特徴は、橋を支えるケーブル部分に一般的なワイヤー状のケーブルではなく「PC鋼棒」と呼ばれる鋼製の棒材を使用していることです。この構造を採用した橋は全国でもわずか4橋しかないと言われ、珍しい構造となっています。
完成から32年が経過し、橋としては比較的新しい部類に入りますが、定期点検の結果、斜材や主塔を中心に劣化が確認されたため、長く安全に利用していただくための補修工事を行っています。
高見澤インフラセグメントは、プレキャスト製品の製造・販売から土木工事、資材供給、運送までを一貫して行い、地域のインフラを支えています。これからも安心・安全で持続可能な社会基盤づくりに取り組んでまいります。
橋梁補修やインフラ整備のご相談は、高見澤インフラセグメントまでお気軽にお問い合わせください。
