











IB可とうボックスカルバートとは
IB(Individual Block : 個々のブロック)ボックスカルバートは、継手部差口にIBゴムリング、受け口にコーナーパッドを 取り付け、可とう性と耐震性を持たせたボックスカルバートです。
特徴
- 下水道施設など耐震設計が必要な管路では、有利性を発揮します。
- IB10タイプは、全国ボックスカルバート協会型製品と同寸法・同性能です。多くの使用実績があるため、信頼性が 高い製品です。
- IB50タイプは継手寸法を長くしており、より大きな地盤変形にも追随できます。
- 地震発生後においても、設計流下能力を確保できます。
- 据え付け時は縦締め緊張工を必要とせず、施工が容易です。
- 建設技術審査証明を取得しています。
設計 -地震に対する設計-
IBボックスカルバートの耐震設計は、「応答変位法」を用いて、下水道施設耐震計算例-管路施設編-に基づき行います。
レベル1、レベル2地震動における最大抜け出し量の計算は、地盤振動の変位振動の計算を行い、次式により算定します。
製品タイプ
IB10タイプ 下水道新技術推進機構建設技術審査証明 NETIS : KT-070084-A(掲載終了)
従来の協会型ボックスカルバートをそのまま使用した通常敷設型の耐震性プレキャストボックスカルバートです。
差口には耐震性ゴムリング、受け口にはコーナーパッドを取り付けることで継手部に耐震性能をもたせています。そのため、安全で経済的な管路を構築できます。
IB50タイプ 下水道新技術推進機構建設技術審査証明 NETIS : KT-070084-A(掲載終了)
長尺化した継手差し口に耐震性ゴムリング、受け口にはコーナーパッドを取り付けた、高い変位追従性を有した通常敷設型を基本とした耐震性プレキャストボックスカルバートです。
標準製品を利用した曲線施工も可能です。