

特徴
強固でかつ柔軟なかみ合わせ構造
- 製品同士のかみ合わせによる連結構造です。
- 連結金具を使わないため、耐久性・施工性に優れています。
- ヒンジ部は半円柱形状のため、不陸に対する追随性が良好で、カーブ施工にも柔軟に対応できる形状です。
- カーブ施工の最小半径は法長の約7倍以上となります。
従来の張りブロックより工費縮減が可能
- 法肩から施工する場合は、基礎を作る必要がありません。従来通り、基礎を作り下から施工することも可能です。
- 重ねて置くだけの施工なので、水中施工にも対応できます。このため、仮設費の大幅な削減が可能となり、全体工費を縮減することができます。
環境に調和した構造
Aブロックをメインに使用することで、約50%の植被率を確保し環境保全型護岸を構築します。空隙部に現地発生土を中詰めすることにより、施工前と変わらぬ生態環境を創ることが可能です。水中部では、空隙部分が魚類などの隠れ場所にもなり魚巣としての機能も十分です。 (植被率:植物が生育することが可能な表面積の割合)
曲線施工も可能
曲線施工の場合、製品同士に隙間をもたせて施工することで対応します。
この時、連結ヒンジ部の凹部と凸部の重なりは100mm 以上重なるように施工してください。内R、外Rそれぞれの場合の最小施工半径は下表の通りです。
参考断面図